過去の記憶5・将来への挫折
過去の記憶4より
*****
女子より、男子と話す方が、気楽。
そう思ったのも、この時期。
男同士、女同士なら、自分と違う価値観の相手を
自分の価値観に引き寄せようとしてしまうけれど
もともと違う存在ならば、
そのまま認めることができる。
女の子は、泣くし、怒るし、ひがむし、指し図する。
気を遣わなくてはいけなくて、面倒。
男の子の前でなら、素の自分でいられる。
そんなことを感じていた。
*****
中学生の頃の私の趣味は、
絵を描くこと、手芸することと、お菓子作り。
趣味とは言っても、本気だった。
画材屋、文房具屋、手芸屋に行っては
うっとり道具や生地を眺める。
お小遣いを貯めては、画材を買って
ひたすら絵を描いたり、
自分でデザインした小物を布や毛糸で作りあげた。
お菓子作りも、無心で、ひたすら卵を泡立てたり
バターを泡立てたり。
焼菓子がオーブンで焼けていく匂いが大好きだった。
いつも上出来のケーキを楽しみに
食べてくれる家族がいて、私は幸せだった。
それでも、部活がなく、疲れが溜まっている休日は
食事も摂らず、何もせず、ひたすら夕方まで
寝ている日もあった。
ひたすら眠れば、無になれるような気がした。
*****
ある日、アベくんという男子と隣の席になった。
成績を私と常に争う男の子。
給食のときに、びっくりした。
ミカンの皮をきれいに四つ割りにしてむいて
白い筋もきれいに取って食べる。
食べ終わると、ひっくりかえす。
そうすると、まるで食べていないような
きれいなミカンの皮が、残るのだ。
字も、きれいだった。
雑巾の縫い目も、細かくまっすぐ。
そして、絵も私よりずっと、上手だった。
丁寧に、美しく世界を造るアベくんに
こいつには敵わない、と思った。
将来、画家や、手芸家になりたいなんて
考えた私が、甘く馬鹿だった、と。
負ける勝負は、始めからしない。
私は、将来、どんな仕事に就けば
自分を生かし、稼いでいけるのか、と
いつも考えていた。
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*****
女子より、男子と話す方が、気楽。
そう思ったのも、この時期。
男同士、女同士なら、自分と違う価値観の相手を
自分の価値観に引き寄せようとしてしまうけれど
もともと違う存在ならば、
そのまま認めることができる。
女の子は、泣くし、怒るし、ひがむし、指し図する。
気を遣わなくてはいけなくて、面倒。
男の子の前でなら、素の自分でいられる。
そんなことを感じていた。
*****
中学生の頃の私の趣味は、
絵を描くこと、手芸することと、お菓子作り。
趣味とは言っても、本気だった。
画材屋、文房具屋、手芸屋に行っては
うっとり道具や生地を眺める。
お小遣いを貯めては、画材を買って
ひたすら絵を描いたり、
自分でデザインした小物を布や毛糸で作りあげた。
お菓子作りも、無心で、ひたすら卵を泡立てたり
バターを泡立てたり。
焼菓子がオーブンで焼けていく匂いが大好きだった。
いつも上出来のケーキを楽しみに
食べてくれる家族がいて、私は幸せだった。
それでも、部活がなく、疲れが溜まっている休日は
食事も摂らず、何もせず、ひたすら夕方まで
寝ている日もあった。
ひたすら眠れば、無になれるような気がした。
*****
ある日、アベくんという男子と隣の席になった。
成績を私と常に争う男の子。
給食のときに、びっくりした。
ミカンの皮をきれいに四つ割りにしてむいて
白い筋もきれいに取って食べる。
食べ終わると、ひっくりかえす。
そうすると、まるで食べていないような
きれいなミカンの皮が、残るのだ。
字も、きれいだった。
雑巾の縫い目も、細かくまっすぐ。
そして、絵も私よりずっと、上手だった。
丁寧に、美しく世界を造るアベくんに
こいつには敵わない、と思った。
将来、画家や、手芸家になりたいなんて
考えた私が、甘く馬鹿だった、と。
負ける勝負は、始めからしない。
私は、将来、どんな仕事に就けば
自分を生かし、稼いでいけるのか、と
いつも考えていた。
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この記事へのコメント(受付を終了しました)
ご連絡はココロデザイン、Twitterでどうぞ。生意気に標準語で通してた笑。
転校で辛い思いしたこと、私も記憶にない。
人生リセット、がんばるぞー、みたいな。
注目されるのも苦じゃないし。
小さい頃は、一人でも平気だったんだよね。
他人なんて、どうでもよくて。
ある日突然、人とかかわり合いたいと
思うようになった。
>男の子たちが私の事ちやほやする
>のが気にいらなくて、女の子みんなから
>無視されたことある
この状況は分かる。
>一人でも平気だったし男の子とはしゃべってたから、全然動じなかった
この状況も分かる笑。
>いじめの先頭きってた子が
>長々とあやまりの手紙送ってきた
律儀だね。
>あほかと無視してやったけど(笑)
きっと、書いた時点で満足(笑)。
悲しかった、淋しかった。
転校では感じなかったけど、私には今でもよくある感情。
淋しんぼうなので〜。
方言でいろいろあったと思うけど
全然覚えてない(笑)
小5の時に尼崎に1年くらいいた時に
男の子たちが私の事ちやほやする
(転校生ってなんとなく興味あるから寄って来るじゃん?)
のが気にいらなくて、女の子みんなから
無視されたことある
今思えばいじめだよね
でも私何とも思わなくて
一人でも平気だったし男の子とはしゃべってたから、
全然動じなかった
いじめがい なかったやろね
いじめの先頭きってた子が
私が6年で千里に引っ越した時
長々とあやまりの手紙送ってきた
あほかと無視してやったけど(笑)
悲しかったとか さみしかったとかの
思い出がない
『なにわのお嬢』って笑。
今なお、お上品に振舞っていらっしゃるじゃん。
聞き返されて、そこでめげちゃう子は、
めげちゃうんだよね。
私も転校して最初は毎回、いじめられかかるんだけど
あまりにも堂々としてたから、いつのまにか
おさまってたらしい、と母が言ってた。
全然、気づいてなかった笑。
転校生がそこに入って行けるかどうかは
いじめととるか、自分への好奇心と受け取るか、
そのへんが分かれ目なんだよね。
まあ、中には、いじめ以外と受け取ることが
できないような、ひどいいじめの場合もあるんだろうけど。
やっぱ、ゆるかったか。当時から。
それなりに、悩んだのだろうけどね。それなりで〜。
千葉にいたなら日光の予定で、
兵庫にいたなら伊勢の予定だった。
最初に関東に行った時は、なんと言葉がちょっと通じなかった。
当時は大阪弁なんて、みんな聞きなれてなかったから、
何度も聞き返されてたっけ。
当時、私はけっこうお上品に振舞ってたから、
『なにわのお嬢』って呼ばれてた。
転勤で社宅暮らしなのに、お嬢ってねぇ・・・。
当時はそれなりに転校に悩んだはずですが、
思い返してみると、当時からゆるかったな・・・。
そうそう、ひっかけるとこももげちゃうの笑。
私、高校の同窓会、案内もないし
でたこともないんだけど、
やってるクラスは、やってるらしい。
絆の薄い、高校3年クラスだったなー。
仲のよいメンバーで、こじんまりと集まってるのかもね。
もげるので、セロテープで強化。
ははは
そうそう
服は最初、前だけ作って肩の所にひっかける所作って
着せてたけどすぐ落ちちゃうので
肩の所でつないで被せるように作ったり
女の子いたら作ってたかも(笑)
>絆が強そう
そうでもないよ
2学期ほどだし中学になったら
いろんなところから集まって来るし
って私だけだったりして
強くないって思ってるの(笑)
高校もひとり大阪行っちゃったし
短大の頃また引っ越ししたし
もげるので、セロテープで強化。
そっかー。一斉入学。絆が強そう。
きせかえ人形作ってた(笑
厚紙で本体だよ
同じ時代ですか(笑
一斉入学
6年生は人クラスしかなかった
もともと持ってるのに衣装だけ描いて切り抜いたり
人を厚紙でつくったり。
ぱちんと切ってたきっぷ、懐かしいわあ。
あれ?みんな一斉に入居した転校生だったってことかな?
じゃあ、あんまり転校生って感覚じゃないか。一斉入学?
Gペンも紙も買ったよねー。そっかー。
りょうさんもマンガ書きでしたか。
ヅカファンだもんねぇ。
お目めキラキラ描いてたんだなぁ。きっと。
自分の望むストーリーが市場にないなら、
自分で描く!みたいな。
少ないお小遣いでケント紙とGペン買って
ひたすらマンガ描いてた
新しい小学校だったので
みんなそこからスタート
第一期生卒業生
日本で始めて自動改札口が設置された駅です(笑)
青森、十和田、奥入瀬の旅館で、茶わん蒸しの味に
覚えがあって、あれ?って思って
帰ってから修学旅行のしおり見直したら、同じ旅館だった。
函館の小学生⇒青森
札幌の中学生⇒青森
なんだよー。
きっと心姫さんは、その修学旅行に行ってない分
どこかでいい旅行に行けてるに違いない。
小6で引っ越すと、慌ただしいよね。
修学旅行2回行った
伊勢志摩同じとこ
心姫に分けてあげたい(笑)
気楽に過ごしてた?笑
>小学6年生は、学期ごとに転校しちゃって、
修学旅行も行けず・・・。
うっわー、これはー。厳しい。
次兄も、3回中学変わってるんだよね。
私は、中学同じとこで行けたから、ラッキーだったかも。
小学校は4ヶ所行ったけど。
長兄は、高校入って転勤って言われて、
もうこれ以上転校はいやだって、家を出たー。
って思わず考えちゃいました。
ちなみに私も転校生。
東習志野に2年ほどいました〜。
小学6年生は、学期ごとに転校しちゃって、
修学旅行も行けず・・・。