心が軽くなる一言
PCインストラクターの仕事を初めて一か月半。
色々なことに気を配らなきゃいけない仕事で
スキルも知識も足りないし、間違えちゃいけない事務作業も
沢山あって、ちょっと苦しくなっていました。
仕事も手取り足取り教えてもらえるわけじゃない。
その場その場で、知らなかったら自分で気づいて質問、
間違ったことをしたら都度、注意・指摘を頂けるという実践形式です。
新人だって、生徒さんから見たら一人の先生。責任もあります。
朝、仕事がある日は、胃が痛くなるほどではないけど
気がずーんと重い。
下あごのあたりに吹き出物もぽつぽつ出現。
胃腸が弱っているなぁって、自覚してました。
仕事のできる方ばっかりの職場なんです。
入ってすぐに同じように仕事ができるわけないんですが
もう、先輩方のすごさに圧倒されて
どの不足から埋めていけばいいんだか、って感じでした。
そんなある日、先輩の一人が、声を掛けてくれました。
大丈夫?目の前にあることから、ひとつひとつ
やっていけばいいんだよ。
かこ先生、いろんなところに気を配り過ぎて、
いっぱいいっぱいになってるから、
そんなに先どりして、考え過ぎなくていいんだよ、って。
…もう涙目になっちゃいました。
ぱんぱんに張りつめていた気持ちが、プシューっと
音を立てて、抜けていくようでした。
見ててくれている人がいる、っていうだけで、
こんなに心強いものなんですね。
目の前から、ひとつひとつ。うん。また頑張れそうです。
私も、こんな風に声が掛けられる人になれるかなぁ。
なりたいなぁ。
収録の I can see cleary now は、心が晴れていく大好きな曲。
Holly Cole ホリーコール / Don't Smoke In Bed 【CD】