次郎は半年間以上、ごまを誤食することがなく、強いアレルギー症状は出ていなかったと思います。
「ごまごま食べると、ごほごほして、かゆかゆになるから、食べない」と自覚もあり、粒つぶしているものは警戒してごま無し確認ができるまでは食べず、大好きなキャラクターついた食品でも、ごまが入っていると聞くと「食べない!」と言うようになっていました。
◆1日目 ごま食べちゃった
新年度になって保育園のクラスが替わり、震災により休止していた給食も復活したばかりの火曜日、夕方迎えに行くと深刻な顔で、担任の先生と普段は午後早くお帰りになる調理師さんが揃って出迎えて下さいました。「大変申し訳ありません。次郎君にごまを食べさせてしまいました。まだかゆみなどの症状は出ていないようなのですが。のりたまのふりかけにごまが入っていたのを気づかずに・・・。」と。
普段なら、次郎はごまにすぐ気づいてかたくなに食べないのですが、新クラスでトイレができないほど緊張していたせいで、うっかり食べてしまったようです。先生方も普段はよく気にして下さるのですが、新入生もいたことでばたばたしていたようです。
「大丈夫ですよー。命にはかかわりませんし、粒ごまだから消化する前に出ちゃうかもしれませんし、症状も軽いと思います。それより遅くまで待ってていただいてすいませんでした。」と言って、連れて帰りました。
◆2日目 咳・鼻水・鼻血が出てきた
翌日(水曜)、ちょっと目の周りが赤い感じがして、少々咳・鼻水が出ていたものの、通常通り抗アレルギー剤のザジテンを飲ませ、ホクナリンテープを背中に貼り、保育園に預けて仕事へ。
心配だったので早めに仕事を終えて迎えに行くと、担任の先生が「次郎君、元気なんですが食欲がなく、37度台後半の熱が少し出てきてしまいました。申し訳ありません。」と。「ありゃー、熱出ちゃいましたか。消化が進んできたんですね。わかりました。家で様子を見ます。」と連れ帰りました。
帰宅後は元気だけどやはり食欲がなく、普通に遊んでいたら、「おたーさん、はなみぬー(お母さん、鼻水)」と、ぼたぼた鼻血をたらしつつ歩いてきました笑。袖でぬぐって、「血ーでたー!」とショックを受けてました。圧迫して五分ほどで止血。
◆3日目 熱が上がった
次の日(木曜)、仕事が休みだったので、太郎(若干風邪気味)・次郎は保育園をお休み。次郎は38度台の熱と咳と鼻水。
かかりつけの小児科医に行って、「ごまを食べてアレルギー症状が出たみたいです」と言うと、かかりつけの先生は「ちょっとひどい風邪じゃない?いつものザジテンに足して飲んでね」と抗生剤と、ホクナリンテープと、ムコトロンを処方して下さいました。(いや、ゴマアレルギー症状だって。ま、いいか症状を抑える薬をいただいたし。)と思いつつ病院を後に。
こちらの先生は親しみやすく、よくお世話になっているのですが、血液検査をして判明した後もゴマアレルギーの存在を信じていないふしがあるので、あまり争わないようにしているのです。
喉が痛くても食べられるように、ゼリーを買って帰宅。太郎・次郎は争ってがぶがぶ食べてました。そしてまた鼻血を出しました。ひょっとしてホクナリンテープの副作用での鼻血かも?と思い、次郎も嫌がるし、眠れないほどの咳ではなかったのでテープを貼るのを中止。
職場にゴマアレルギー症状で熱が下がらないので、明日はお休みしますと連絡しました。
◆4日目 食欲復活・熱も下がってきた
さらに次の日(金曜)、また38度台の熱でお休み。でも食欲が復活。鼻水はあるものの咳は減り、夕方熱が下がり一安心。その後は順調に回復しました。
半年以上、強い症状が出ていなかったのと、本人が慎重に警戒するようになり、発症しても命にかかわらない程度のアレルギーなので油断してましたが、やっぱり、まだ反応するんですね。気をつけなくては。今回は肌のかゆみは余りなかったようです。
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※ 『ごま・ゴマ・胡麻 アレルギーぼちぼち生活』の情報は、2011年4月時点のものです。
次郎は2012年3月、4歳半になる直前にゴマアレルギーが寛解し、2013年4月、保育園給食でもごまの除去を終了しています。
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